?D 時刻表表示 この表示は、利用するバスが当該バス停を通る予定時刻を利用者に提供する手段である。 現状では、一般的に次のようなパターンが用いられ、事業者によりその適用は異なっている。 ●単一型 一系統タイプ:・当該バス停に一系統のみのバスが運行される場合に使用され、一枚の時刻表に一系統の時刻が表示されるタイプ。 ・記載内容の量に関係なく、情報が表示できる。 複数系統タイプ:・当該バス停に複数系統のバスが運行されている場合に使用され、それぞれの系統ごとに一枚ずつの時刻表があるタイプ。 ・記載内容の量に関係なく、情報が表示できるが、目的の系統が一目ではわかりにくい。 ・系統数が多いと、表示は小さくなり、見にくい。 ●複合型:・単一型複数系統タイプと同様に、複数系統のバスが運行されている場合に使用され、一枚の時刻表の中に複数の系統全ての時刻を記載するタイプ。 ・一枚の中に全系統が記載されているので、利用したい系統を見つけやすい。 ・記載内容の量が増えると、表示が見にくくなる。 ?E 運賃表表示 この表示は、利用者が乗車するバス停から下車するバス停までの運賃額を提供する手段である。 現状での表示内容は、均一制運賃の場合はその金額、距離制運賃の場合は当該バス停から主要バス停(運賃の変わるバス停の一つ前のバス停)までの金額を表示するケースが多い。 ?F 乗降方法・注意表示および問合せ先表示 この表示は、バスの利用方法や注意事項およびこれらに係る詳細内容等の照会先を利用者に提供する手段である。 バスの乗降方法や運賃の支払方法等については、地域や事業者により差異が存在しており、また最近ではリフトを装備したバス等も導入され、その利用方法等について利用者に告知する役割を果たしている。
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